美術品と器物破損罪

ルーブル美術館にあるモナリザが活動家らにより「襲撃」され、物議を醸すのは今に始まったことではなく、20世紀初頭からのことで、盗まれたり、石をぶつけられたり、とうとうガラスで保護されることになりました。それでも赤ペンキを投げつけられたり、最近ではスープ ...

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月下独酌

刑事弁護士をやってると、過ちの多くがお酒が原因かなあと感じます。8割、9割はそうかなとも思います。「もう二度とお酒は飲まない。」と固く心に誓う方もいます。その反省の情は汲みますけど、もし結婚したら結婚式があり、子供の誕生を祝う場もあるかもしれず、その ...

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自傷行為と画家

 自ら耳をそり落としたことで有名な画家は、みなさんご存知のフィンセント・ファン・ゴッホです。自傷行為は刑法的には被害者自身の同意があるので犯罪は成立しないのですが、昔、学生の頃、刺青は自傷行為だけど公序良俗に反するから違法だ、いや、違法合法に社会的規 ...

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少年非行と芸術

 19世紀後半、パリで活躍した画家モーリス・ユトリロは、モディリアーニや藤田嗣治と同じく、モンマルトル、モンパルスを拠点にボヘミアン的生活をしていたエコールド・パリの画家でした。  ユトリロの幼少期は恵まれませんでした。母親は、自由奔放で、男あさりに ...

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記録と戯れなさい

事件に出会い、初めて向き合ったとき、この事件はあの事件と似てるなとか、あのときの結末、つまり判決宣告と同じ感じで終わるだろうなとか、こういった思いに直ぐに縛られてしまうものです。それは弁護士として経験を積んでいればいるほど、自ら進んで「経験」という名 ...

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若き法曹へ

うちの事務所の若い弁護士は、私の事件を通して良く学んで下さい。 刑事弁護士の苦労はどこにあるのか、無実の人を助けるため国家権力と戦うことがどんなにしんどいことか、技術よりもパッションこそが真実に近づく近道であること、私が常に言っている「常在戦場」の意 ...

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法学部出身の芸術家

 法律家なら誰しもその名前を知っている「団藤重光」という刑法学者は、戦前から東大法学部で教鞭をとっていて、元々は刑法ではなく、刑事訴訟法学者でした。  ドイツ刑事訴訟を継承し、戦前の職権主義刑事訴訟法の理論化を推し進めた若き学者でしたが、とにかく京大 ...

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木を見て森を見ず

 刑事事件を見るとき、その細部にとらわれてはならず、全体の大幹を見なければならないとは、修習生のころから検察教官に口酸っぱく言われてきたことでした。  右手で殴ったか、左手か、手の平で触ったか手の甲か、握った包丁は順手か逆手かなど、精密司法の伝統ある ...

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自由は奪えても美は奪えない

 古代ギリシャに、気品があり、美貌の高級娼婦「フリュネ」がいました。アテナイの高官を愛人に持ち、高額の報酬を得ていたフリュネは、やがて、フリュネに袖にされたモテない?実力者たちの反感を買い、不敬罪(神を冒涜する罪)で訴えられてしまいます。  古代ギリ ...

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法律を勉強していたセザンヌ

 近代絵画の父と言われるセザンヌは、南フランスのエクス・アン・プロバンスに生まれ、中等学校時代にはデッサンスクールに通い、絵を描くのが大好きな少年でした。  しかし、厳格な銀行経営家の父親の影響もあってエクス大学の法学部に入学し、法律家を目指しました ...

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代表弁護士・元特捜検事 中村 勉
中村 勉 代表弁護士・元特捜検事

長年検事として刑事事件の捜査公判に携わった経験を有する弁護士と,そのスキルと精神を叩き込まれた優秀な複数の若手弁護士らで構成された刑事事件のブティックファームです。刑事事件に特化し,所内に自前の模擬法廷を備え,情状証人対策等も充実した質の高い刑事弁護サービスを提供します。

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