刑事弁護士(Criminal Defense Lawyer)とは

刑事弁護士(Criminal Defense Lawyer)とは何者か。

刑事弁護士が扱う刑事事件は、最後は「和解」でお茶を濁す民事事件とは異なる。
執行猶予か,それとも実刑か。懲役16年か,それとも無罪か。ときには、死刑か,それとも無罪か。
そうした二者択一の極限状態で戦うのが刑事弁護士である。

刑事弁護士が戦う相手は検察である。
検察は刑事弁護士の敵であり、宿命のライバルでもある。
検察が謙信なら刑事弁護士は信玄であり,検察がロンメルなら刑事弁護士はパットンである。
「戦車対戦車」の気概をもって戦うのが刑事弁護士である。

だから、刑事弁護士は、常に検察官を意識しなければならない。
秋霜烈日の検察官を見て,わが身を正す。
検察官から見て、弱く見えやしないか。
卑怯・姑息に見えやしないか。
意気地なしに見えやしないか。
検察官と同じように正々堂々としているか。
検察官と同じようにいつも牙を磨いているか。
検察官のように質素倹約に生きているか。
4大・ブルジョア弁護士のように,奢侈淫佚にふけってはいないか。
検察官に負けず劣らず質実剛健か。

刑事弁護士は、クライアントが命をかけるなら自らの命をかけなけばならないときもある。
だから、刑事弁護士は、第1に、タフでなければならない。
また、自己に厳しくなければならない。
しかし、刑事弁護士の峻厳さは、他者に対する慈悲と慈愛に裏づけされていなければならない。

中村 勉

「司法制度」に関連する記事

中国で日本人死刑囚の死刑執行通告

中国で日本人死刑囚の死刑執行が通告されました。 4人の日本人死刑囚の執行が通告され,うち一人は今日にも執行されるとのこと。 いずれも覚せい剤2.5キロから3キロあまりを日本に密輸しようとしたという,麻薬密輸の罪。 中国では麻薬密輸は50グラムを超える ...

READ MORE

司法試験「5年で3回」を「5年で5回」に緩和

今日は「司法試験制度」に関する記事です。      政府は、司法試験の受験回数制限を現行の「5年で3回」から「5年で5回」に緩和することを柱とした司法試験法改正案を、1月召集の通常国会に提出する方針を固めた。司法試験の合格者数の増加につながりそうだ。 ...

READ MORE

法相 性犯罪の罰則見直しを指示

今日は,「性犯罪の法定刑引き上げ」に関する記事です。 松島法務大臣はNHKなどとのインタビューで,性犯罪に対する刑罰について,「法定刑の引き上げを含めた罰則の在り方について早急な検討を指示した」と述べ,罰則の見直しを進める考えを示しました。 この中で ...

READ MORE

「リベンジポルノ」に「懲役3年」 自民、今国会提出目指す

今日は,「リベンジポルノ」に関する記事です。 自民党は9日、元交際相手らの裸の画像などをインターネット上に流出させる「リベンジ(復讐)ポルノ」問題に関する特命委員会を開き、最高「懲役3年以下」の罰則を盛り込んだ新法案の概要をまとめ、了承した。公明党や ...

READ MORE

同じ小学生少女とみだらな行為、3人目の逮捕

今日は「子どもの性犯罪被害」に関する記事です。 富山県警富山中央署は27日、同県射水市新片町、無職男(27)を、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)と県青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕した。 発表によると、男は昨年8月10日、富山市のホテルで、県 ...

READ MORE
代表弁護士・元特捜検事 中村 勉
中村 勉 代表弁護士・元特捜検事

長年検事として刑事事件の捜査公判に携わった経験を有する弁護士と,そのスキルと精神を叩き込まれた優秀な複数の若手弁護士らで構成された刑事事件のブティックファームです。刑事事件に特化し,所内に自前の模擬法廷を備え,情状証人対策等も充実した質の高い刑事弁護サービスを提供します。

詳細はこちら
よく読まれている記事
カテゴリー