のりピー逮捕その2(起訴猶予か?)

所持量は0.008グラムと少なく、使用後の残りに過ぎないと言いますし、尿検査結果も覚せい剤反応が出ないとすると、起訴猶予かもしれませんね。

吸引器のDNAだけでは使用罪を起訴するのは難しいです。
ところで、夫は尿検査結果はどうだったのでしょう?もし覚せい剤反応が出ていて、その夫の最後の使用時に妻のりピーと一緒に使用したというのなら、たとえのりピーに覚せい剤反応がなくても、共謀による共同使用の可能性が残ります。

あまりヒントになることを書いても現実に捜査や弁護に支障が出るかもしれないので、もうこの話題は書きません!

「刑事弁護」に関連する記事

犯人の証拠隠滅に弁護士が協力?

今日は「弁護士と証拠隠滅」について考えてみます。 愛知県警の警部への脅迫事件で逮捕された風俗店「ブルーグループ」の実質経営者S被告=脅迫罪などで公判中=が,別事件で勾留中の2011年夏ごろ,留置施設に接見に来た女性弁護士の携帯電話で,部下のグループ幹 ...

READ MORE

捜査機関による違法な取調べ

今日は取調べについての話です。 佐賀県弁護士会所属の男性弁護士が28日,佐賀市内で記者会見し,国選弁護人として担当している男性被告について,「佐賀地検の検事が取り調べ中,被告にカッターナイフの刃先を向けた映像が取り調べの録画記録に残されている」などと ...

READ MORE

成年後見制度と弁護士による犯罪

今日は「成年後見制度と弁護士による犯罪」について考えてみます。 成年後見人として管理していた女性の預金4244万円を着服したとして,業務上横領罪に問われた東京弁護士会元副会長の弁護士・M被告(76)に対し,東京地裁は30日,懲役5年(求刑・懲役7年) ...

READ MORE

足利事件―弁護過誤はないのか

4歳の女児が誘拐・殺害された「足利事件」において、無期懲役の有罪判決が確定し、17年間も服役していたSさんが釈放されました。再審で無罪となる可能性が高いといいます。 この問題は、DNA鑑定に注目が集まっていますが、専門家の私としては、なぜ自白したのか ...

READ MORE
代表弁護士・元特捜検事 中村 勉
中村 勉 代表弁護士・元特捜検事

長年検事として刑事事件の捜査公判に携わった経験を有する弁護士と,そのスキルと精神を叩き込まれた優秀な複数の若手弁護士らで構成された刑事事件のブティックファームです。刑事事件に特化し,所内に自前の模擬法廷を備え,情状証人対策等も充実した質の高い刑事弁護サービスを提供します。

詳細はこちら
よく読まれている記事
カテゴリー